歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言 (角川ソフィア文庫) [ 網野 善彦 ]
角川ソフィア文庫 網野 善彦 KADOKAWAレキシトシテノセンゴシガク アルレキシカノショウゲン アミノ ヨシヒコ 発行年月:2018年09月22日 予約締切日:2018年07月28日 ページ数:368p サイズ:文庫 ISBN:9784044003999 網野善彦(アミノヨシヒコ) 1928年、山梨県生まれ。
東京大学文学部卒業。
都立北園高校教諭、名古屋大学文学部助教授、神奈川大学短期大学部教授、同大学経済学部特任教授を歴任。
専門は日本中世史、日本海民史。
著書多数。
2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 戦後の“戦争犯罪”/1 戦後歴史学の五十年(戦後歴史学の五十年ー歴史観の問題を中心に/津田左右吉氏の学問における「生活」と「科学」 ほか)/2 歴史学と研究者(歴史家の姿勢『川崎庸之歴史著作選集3 平安の文化と歴史』解説/『論集 中世の窓』について ほか)/3 史料を読む(東寺百合文書と中世史研究)/4 日本常民文化研究所(戦後の日本常民文化研究所と文書整理/古文書の結ぶ縁)/5 渋沢敬三の学問と生き方(渋沢敬三の学問と生き方『澁澤敬三著作集 第三巻』解説/被差別部落・「原始民族」への言及について ほか)/インタビュー 私の生き方 それまでの自分の生き方の決定的な誤りに気付いた1953年の夏から40余年間、ひたすらに学問と研究に向き合い、独自の歴史像を拓き続けた歴史家・網野善彦。
「一つ一つの仕事、一通一通の文書を大切にするような姿勢だけは崩すまい」ー戦後史学の当事者でもあった著者の苦悩と挫折、知られざる学問形成の足跡に肉薄。
今後の歴史学に対する危惧を抱きつつも、その新たな展開へ強い願いを込めた自伝的名著。
本 人文・思想・社会 歴史 日本史 文庫 人文・思想・社会
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